COLUMN
スタッフ・生産者さんコラム
食の宝島佐渡 通信 2024年9月号
先月のコラムでダムが潤ったことをご案内した日からほとんど雨が降らず、
そうかと思ったら待望の稲刈りに台風がぶつかり、
天候に振り回されていますが、暑い夏を乗り越えて
田んぼには稲がたわわに実っています。
全国のお米不足で商品を心待ちにして下さっている皆さまへ、
一日でも早く美味しい新米をお届け出来るよう
スタッフ一同奮闘しています!
さて、土屋店長の田んぼではよくキアゲハを見かけます。
花も咲いていないのに、どうしてだろう?と思っていました。
子どもが田んぼからキアゲハの卵を持って帰ってきたので、
成虫になるまで育ててみたら、幼虫はセリの葉を食べて育つことを知りました。
一日に3束くらいのセリをペロリと食べる姿を見ていたら、
キアゲハもトンボやカエルと同様、田んぼの益虫なのだなぁとハッとしました!
些細な気付きですが、稲の栄養を奪う雑草を幼虫たちが抑制してくれて、
まるで一緒にお米づくりをしているようで有り難く感じました。